ギネスブックとギネスビール [その他]
同じ名前がつく「ギネスブック」と「ギネスビール」。 何か関係があるのでしょうか?
1756年、アイルランドの首都ダブリンで、アーサー・ギネスがビール醸造会社を創業。
ビールの一種「黒スタウト」を製造販売し、今や世界中で飲めるビールとなりました。
創業から約200年後、このギネス社がギネスブックの発行に大きく関わる事となります。
1951年、当時の社長はヒュー・ビーバー。
仲間と狩りに行った後の酒場での話です。
「狩りの獲物の中で、世界一速く飛べる鳥はヨーロッパムナグロかライチョウか?」
仲間とのこの議論にはなかなか結論が出ませんでした。
ビーバーは、「こういう会話は、ありとあらゆる酒場で交わされているのかも…」と気づき、
「実は世界一はこれなんです」という事柄を集めて載せた本を出せば受けるぞ、
と思いつきました。
ビーバーはすぐに、ロンドンで調査業務を行っていた知人に調査と出版を依頼。
同年、ギネスブックの初版本が出版されました。
ギネスブックにはユニークな記録がたくさん掲載されていますが、
「ビールのつまみになるような、面白い話を提供する」というのが目的と聞けば納得できますね。
2010-02-08 23:59
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