富士五湖の三湖は繋がっている

富士五湖は面積も深さも様々ですが、本栖湖・精進湖・西湖は水面標高が全く同じです。
深度差は100mを超えているのに、なぜでしょうか。

　　     　　 面積        最大深度 水面標高
本栖湖：11.8平方km、121.6m、900.0m
精進湖：  0.5平方km、  15.2m、900.0m
西湖　 ：  2.1平方km、  71.7m、900.0m
河口湖：  5.7平方km、  14.6m、830.5m
山中湖：  6.8平方km、  13.3m、980.5m

この３つの湖は昔、「剗の湖(せのうみ)」という一つの湖でした。

「うみ」という名がつけられるほど大きな湖でしたが、
富士山の噴火で流れ出した溶岩が湖に流れ込み、形を変えたのです。

　西暦800(延暦19)年の溶岩流で分断され、五湖のうち最も西の本栖湖ができた。
　西暦864(貞観6)年の溶岩流で埋まり、分断され、精進湖と西湖になった。

本栖湖・精進湖・西湖は今でも溶岩の下で地下水脈を共有。
大雨が降ると、同時に水位が上昇するなど連動しているのです。

　☆富士五湖周辺の地図を見たいかたは富士河口湖周辺マップをどうぞ。

るるぶ富士山 富士五湖 御殿場 富士宮’10 (るるぶ情報版 中部 13)

• 作者:
• 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
• 発売日: 2009/06/19
• メディア: ムック

タグ：地理 日本 自然

コメント 2

なぁーるほど。
参考にしまぁーす。
by 雪印メグミルク (2018-12-14 12:14) 

まだ”説”の段階ですよね?
by 都夜太時do社 (2018-12-14 12:20)