恵方巻きの食べ方 [食べ物]
☆2010/01/27「恵方巻きの本当の起源」のつづきです。
恵方巻き自体は特別な巻き寿司ではなく、普通の太巻き寿司です。
恵方巻きという名称はまだ新しく、少し前までは発祥の地・大阪でも普通に
「節分に食べる巻き寿司」「節分の巻き寿司」などと呼んでいました。
・具材
七福神の七にちなんで7種にしたり、いわれを付けたりする事もありますが、
具材は一定ではありません。 縁起を際立たせる「後付け説」だと考えられます。
年に一度のイベントという観点から、大阪でも年々豪華なものが売られるようになり、
マグロやイクラ等の魚貝類を沢山巻き込んだ、1本千円前後する極太巻き寿司や、
ヘルシーで食べやすいサラダ巻きなど、何でも受け入れられています。
・食べ方
1.その年の恵方に向いて食べる 2.切らずに手でつかんでかぶりつく
3.食べる時は目をつぶる 4.一本食べ終わるまで話しをしてはいけない
・2010年の恵方は「西南西」
恵方とは陰陽道で干支によって定められた最も良いとされる方角。
その方向には方位神のひとつである歳徳神(としとくじん)が居るといわれます。
恵方巻きは、その起源も食べ方も後付けの説が多く、俗っぽい風習だといえます。
巻き寿司に縁起をからめた販売促進手段というのが実態だからかもしれません。
年に一度、縁起をかつごうとするかどうかはその人次第というところでしょうか。
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