恵方巻きの本当の起源 [風習]
節分に食べるとされる「恵方巻き」の由来は何なのでしょう?
恵方巻きの起源には幾つかの説があり、定かではありません。
商売繁盛祈願という説、豊臣秀吉の家臣堀尾吉晴がこの日に食べたという説など。
そして実は、男性客を呼び込んで商売繁盛を願う、芸者や遊女と旦那衆の風習だった、
という説も有り、有力な説とされています。
しかし、この説が広まると女性が太巻きの丸かぶりを嫌がり、子供にも話せないため、
触れてはいけない話題として隠されてきたともいいます。
どの説だったとしても、古来からの風習ではない上に、既に廃れていたのは確かです。
1973年、大阪海苔問屋協同組合がこの風習を販売促進イベントとして復活させ、
寿司の売れない2月に大々的なキャンペーンを行い、徐々に関西地方に広がりました。
その後、各種スーパーやコンビニなども販売促進に採用し、全国に広がりつつあります。
恵方巻きは起源自体があやふやで厳格さも無かったため、
様々なめでたい「いわれ」等が後から付け加えられていったようです。
☆食べ方や恵方については2010/01/28「恵方巻きの食べ方」を参照。
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