最高速度が最も速い競技は何? [スポーツ]
生身の人間が行う、エンジン(動力)を使用しない様々な競技の中で、
最もスピードの速い競技は何でしょうか?
参考文献に書かれていたままの表現で記述します。
・陸上100m走
2009世界陸上ウサイン・ボルト、60~70m区間で44.46km/hに達した。
・10m高飛び込み
入水時50km/h以上。
・スピードスケート
一流選手の最高速度は60km/h近く。
・自転車レース
ツールドフランスの山岳コース下りでは90km/h出る事が有る。
普通は約70km/h (競輪もほぼ同じ)。
・アルペンスキー スーパー大回転
最高速度で100km/hを超えることもある。
・スケルトン
最高時速130km/h。
・ボブスレー
最高速度140km/hに達し、「氷上のF1」と呼ばれる。
・リュージュ
バンクーバーオリンピックコースで史上最速154km/hを記録。
・アルペンスキー 滑降 (ダウンヒル)
ノルウェーのアクセル・スビンダル、最高速160km/hに達する。
(2010/02/07 NHKスペシャル「ミラクルボディ 第1回」にて)
注) 各数字は私が独自に調べたものです。競技連盟等への問い合わせ等を行ったものではありません。
参考程度にご覧下さい。
歴史ポケットスポーツ新聞 冬季オリンピック (大空ポケット新書)
- 作者: 菅原 悦子
- 出版社/メーカー: 大空出版
- 発売日: 2009/12
- メディア: 単行本
カーリングのストーン [スポーツ]
氷上のチェスといわれるカーリング。
氷の上をゆっくりカールしながら滑るストーンはどんな石なのでしょうか。
重さは約20kg。
花崗岩ですが、ストーン同士が繰り返し勢いよくぶつかっても割れる事はなく、
100年以上使い続ける事ができるといいます。
イギリス・スコットランドの無人島アルサクレッグ島でのみ産出され、
公式競技で認められるのは、この島の石を加工したストーンだけです。
滑りやすくて密度が高く、低温での強度も非常に高い優れた石のため、
値段はとても高価で1つ10万円以上します。
ゲーム時には両チーム合わせて16個のストーンが必要。
リンクに用意されており、自分用を購入したり持ち歩く必要はありません。
他のスポーツに比べればストーン以外の道具は安価で、
気軽に始められるスポーツとして人気が高まっています。
みんなのカーリング―日本カーリング協会オフィシャルブック この1冊でカーリングが、わかる!できる!語れる!!
- 作者: 小川 豊和
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
スキージャンプのK点とは [スポーツ]
スキージャンプのK点はどんな地点を指すのでしょう?
K点超えのジャンプは危険じゃないのでしょうか?
スキージャンプの着地滑走路の傾斜曲率は、赤い線が引かれたK点を境に変わります。
でも、「K点」が「これ以上飛ぶと危険な極限点」という意味で用いられたのは昔の話。
滑空姿勢の変化、滑空・着地技術の向上、ウェアの進歩などにより
K点超えジャンプが可能になると、「極限点」は意味をなさなくなりました。
かつてのK点は今は「ヒルサイズ」と呼ばれ、K点より遠くに設定されています。
ヒルサイズを超える飛行をした場合は、危険のため競技の続行について審議されます。
そして、現在の「K点」は、ジャンプ台の「建築基準点」という意味に変わっています。
現在のルールでは、K点が飛距離の基準点とされており、
K点と着地地点との差を計算してポイント化したものが飛距離の獲得ポイントとなります。
また、昔も今も、K点のKはドイツ語に由来しています。
極限点 :kritischer Punkt。 英語ではcritical point。
建築基準点:Konstruktionspunkt。 英語ではconstruction point。